納税方法も多様化の時代:何が違うの?振替納税とダイレクト納付
時間の経つのは早いもので、確定申告が終わって2カ月が経つ。電子申告が普及し、申告書に印鑑をもらいに顧問先まで出向くことは無くなったが(昨年からそもそも申告書への捺印欄が無くなった)、税金の納付の仕方に…
タワマン節税は未だ効果あり?:タワマン評価をおさらいする
令和6年1月1日以降の相続等から区分所有マンションについての評価通達の改正が行われた。
令和4年4月19日の最高裁「評価通達6項事件」を受けてのものである。同事件の内容については、WEB等でご確認い…
駒澤大学陸上競技部監督 大八木弘明氏の講演をきいて:“これでいいか”は衰退の始まりである
先日、事務所のメンバー5名で、あんしん経営をサポートする会の主催する講演会と懇親会に東京まで出かけてきた。
講師は、箱根駅伝で駒澤大学を常勝校に育てた大八木弘明監督で、多くの学びのある講演会であった…
令和6年税制改正:これはいい改正だと思う。交際費等の損金不算入制度の見直し
令和6年の税制改正の一つに、今までは五千円以下とされていた損金算入可能な飲食費の額が一万円まで引き上げられる、というものがある。
昨今の物価高を受けての改正ということであるが、確かに飲食店の平均単価…
インボイス制度:フリマアプリを通じて行った取引からみえる同制度の限界
インボイス制度が始まって約半年が経過する。
弊社においては今のところ税務調査もなく、インボイスの有無が問題になったという事案はないが、オークション仲介業者から質問された事案が表題の件である。
メル…
補助金受給期は圧縮記帳の検討をお忘れなく
確定申告期が終わろうとしている。
法人も含め、アフターコロナにおける特徴を一つ上げるとすると、各種助成金、補助金の受給が多くみられるということである。
助成金等でも厚生労働省系の雇用関係の助成金と…
中小企業の賃上げのために
株価が4万円を超えた。
個人的には「で?」といった感覚だ。
バブルのころは550円だった某ラーメン店のラーメンが現在は950円。
軽自動車で100万円超の車は無かったが、今は300万円近くす…
事業所得か雑所得か
所得税の確定申告を行うにあたり、検討しなければならないことは山ほどある。
「必要経費になるか否か」「報酬か給与か」に引き続き、今回は「事業所得か雑所得か」を考えてみたい。
両所得とも、所得の計算方…
生計を一にする親族に対する費用:所得の分散
確定申告期が今週より始まる。
前々回のコラムより確定申告にちなんだ所得税関連のコラムをアップしているが、今回はシリーズ第3弾「生計を一にする親族への支払い」についてである。
仕事柄「どうすれば税金…