税務コラム

「押なつの廃止」に反対する

税務情報

来年(令和7年)1月より、紙ベースの申告書等を税務署窓口で提出した場合に押してもらえる受領印が廃止されることになった。 これは、国税庁の掲げる「税務行政のDX化」に沿ったもので、「あらゆる税務手続き…

経営計画はコミュニケーションツール

経営

税理士になって26年がたつ。 最初の6年は勤務税理士として顧客の申告書作成に心血を注いでいた。 ただ、開業後は税務顧問先の件数が少なかったこと、そして創業間もない顧客が多かったことから、税法と…

タワマン評価の改正から読む社会の構造変化

税務情報

以前から言われていたことだが「駅近のタワマンは価値が下がらない、むしろ上がる。」ことが法整備上からも立証されることとなった。 弊社のあるJR六甲道駅にもタワマンが2棟立っているが、阪神大震災後に建設…

天下の悪法「インボイス制度」

税務情報

インボイス制度が10月1日から施行された。 インボイス制度の詳細についてはここでは控えるが、クライアント向けにインボイス制度についての説明をしている中で感じたのは「一般国民の消費税の仕組みについての…

思いは招く:夢があればなんでもできる ~㈱植松電機社長 植松努氏の講演を聞いて~

経営

昨日、㈱植松電機の植松社長の講演に参加した。 同氏は現在北海道にてロケットを発射させる事業を展開されており、日本だけでなく世界中の宇宙産業の会社と取引をされている会社の社長だ。 日本に宇宙産業など…

国税庁は相続時精算課税制度をなぜ推すのか

税務情報

令和6年1月から相続時精算課税制度が改正されます。 同制度の説明についてはHP等で確認していただくとして、かなり納税者有利な改正となっています。 ここでは今回の改正の裏事情を説明します。 なぜ、…

税理士とは

税務情報

税理士に期待されることは何でしょうか。 税金が安くなる、税務調査時に税務署員を論破してくれる、苦手な数字をわかりやすく説明してくれる、など色々とあるでしょう。 一方で、税理士には法律上明文化された…